2010年11月7日日曜日

さみしい気持ち

この週末、オットとはあちゃんは引越し先のネルソンへ
(いろいろ用事をするために行ってくれました。ゆうちゃんが一緒だと何かと大変なので、ふたりで行ってくれました。ご苦労様です!)

そうなんです、だからとっても静かな週末なのです。
我が家が静かな日は1日としてありえないので、私は久し振りにちょっと嬉しかったりする。

でも、昨日の夜から「とうとうは?はるかは?」と何度も聞くゆうちゃん。
「何処行ったか分かる?」と聞くと「ネルソン」と答えるゆうちゃん。
ふたりが家に居ないことは充分にわかっているけど聞かない訳にはいかない様子。

昨日はお友達が遊びに来てくれたのでにぎやかに過ごした午後でした。でも、お友達が帰って、日が沈み夜が深けてくると、急に寂しくなったのかな?「とうとうは?はるかは?」と聞き始めた。

そして、今朝何かの物音に反応して玄関の扉を開けて、外を覗くゆうちゃん。
きっとオットが帰ってきたと思ったのでしょう。でも、居ません。
それが分かったとたんに「ぎゃ~」と大泣き!
いつまでも「とうとう~!とうとう~!」と大泣き!抱っこしてもしばらく泣いていました。
大好きなりんごを食べて、ビーチに行く約束をすると納得した感じでやっと少し落ち着いた。

うるさいな~!と毎日思う私。でもそのにぎやかさがゆうちゃんの生きてる証なのかな。

「うるさいぞ!静かにしろ!」と毎日のようにとうとうに怒られて、お兄ちゃんに怒られて、喧嘩して泣かされる毎日だけど、それがゆうちゃんの輝く毎日の1ページなのでしょう。お兄ちゃんといっしょに遊び、おやつ食べるときもご飯食べるときもいっしょ!お風呂もいっしょ!大好きなビーチへ行くときもいっしょ!えほんを読むときもいっしょ!

いっしょが1番だね。

とうとう、はるか!ゆうちゃん待ってるよ!早く帰ってきてね。
今日はみんないっしょに晩御飯食べようね!

2010年10月30日土曜日

無事に終了!

昨日、無事に仕事を終えました。たった1年だけ勤めた仕事でしたが内容の濃い1年でした。

毎日ひとりで30人近い子どもたちのおやつとお昼ご飯を作ると言う仕事。簡単そうでいて奥の深い仕事でした。栄養のある食事であることと子どもたちに食べさせると言う責任がありました。だからちょっと肩の荷が降りた感じもする。

子供たちに「何処かへ行っちゃうの?」と聞かれて、初めて寂しい気持ちになりました。

新しい生活の始まり。でも新しい試練の始まりでもある。
10年前、0からスタートしたNZで少しずつ築き上げたPukeko familyの歴史がある。

また少しずつ新しい町で自分達の暮らしを作っていけるといいな~と思う気持ちを胸に子供たちと笑顔でさよならできた。


あ~、明日から毎日日曜日?3食昼寝付きの生活?いやいやそんな甘いものではありません。

片っ端から片付けるぞ!

タコ VS はるか

いやいや獲物を狙う人間の姿って勇ましいものですね。
小さい子どもにもそんな本能が備わっているんですね。


先週の週末、ふらっと立ち寄った午前中のビーチ。



潮がとっても引いていてしおだまり(rock pool)がたくさんできていました。
はあちゃんとゆうちゃんと3人で思い思いに遊んでいると・・・



「かあちゃん、タコがおる!」と叫ぶはあちゃん。
「えっ!タコ!」と半信半疑ではあちゃんの指差す方へ行ってみると
本当にタコが水面からこっちを見てる!


「いや~ほんまやね。」とのんきに言ってるわたしに
「かあちゃん、採りたい!食べようや!」と真剣に言うはあちゃん。
「え~!でもバケツもないし網もないで」と言うと「取りに帰ろうや」と
ここから家まで車で10分。戻ってきて20分。
「タコがもうおらへんかもしれへんけどいいの?」と確認すると「いいから」と言うので
早速、駆け足で車に乗り込み家へ。
その途中、助手席で「we want to get it!」と呪文のように何度もつぶやくはあちゃん。
かあちゃんはなんとか間に合いますようにと心で願っておりました。




家に帰ってバケツとつり用の網となぜかかあちゃんはカメラ(カメラマン根性がだんたん身についてきましたよ!)を持ってビーチへ戻っていきました。




戻ってきてみるとやっぱり元居た場所にはタコは居らずちょっとがっかりしていると数メートル離れたところから観光客のおばさまたちが「いや~、タコがいるわよ。それも魚たべてるみたいよ」って話しているのが聞こえた。「えっ!どこ」とはあちゃんは貪欲にタコを追っかけていく。確かにはあちゃんの膝丈くらいの深さの岩に隠れて魚らしきものを食べていました。はあちゃんは目の色を変えて岩の後ろへ回ってゆっくりと海へ入ってタコの後ろから網を入れて猛烈にアタック!

タコをすくい上げようと何度も挑戦していました。




その真剣な目は獲物を狙う戦士でした!手助けしようかどうしようか迷っていた私でしたが採れても採れなくてもどっちでも良い。はあちゃんがしたいようにすれば良いと思ったし、と同時に手助けする隙間もないほど彼は真剣にひとりで立ち向かっていました。



その後ろでおばちゃまたちが「怖くないの?」「タコって毒もってないの?」「勇敢ね!」「採ったら食べるの」と話しかけてきて・・・・聞こえていたけど私ただ、はあちゃんの真剣な姿に見とれていました


終にやったよ!はあちゃん!まさにタコをすくい上げたその瞬間です!





ビーチでは黄色い声援を送るおばちゃまたちとこどもたちに囲まれて、一仕事を終えたはあちゃんはただ黙ってひとりで格闘した余韻に浸っていました。勇ましいはあちゃんの横でおばちゃまたちとタコをどうやって食べるかなどの話をしながら私は、「これどうやってもって帰ろう?」かと少し不安になっていました。
8本足のタコ。見てるとバケツの中で大暴れしてるし、何度押し込んでも次から次へと足がバケツから出てくる・・・・!!!!

ビーチで親子3人で大暴れするタコと今度は格闘しましたよ!
「ゆうちゃん、そっち持って!」「はあちゃん、そっちの足を入れてよ!」と・・・

いつまで経っても問題解決にならない。そこでかあちゃん考えた!何かの時のためにいつも車に入っているレジ袋でバケツをふさいで、よっこらしょっとバケツを反対にしてタコをレジ袋にすぽっと入れた!
「入った!入った!」と大喜びのふたり。タコがレジ袋に入ったことがこんなに嬉しいとは思いませんでした。最後の格闘を終えて・・・

はあちゃんは、興奮が冷める前に一番の釣り仲間であるとうとう(オット)にやっぱり1番に報告したい。と言い出したので仕事場へ。

何度かの挑戦と格闘の末に130cmもの大物のタコをひとりで捕らえたはあちゃんとタコの足を持ってだい興奮していたゆうちゃん。
オットはものすごく嬉しかったようす。釣り仲間としてのはあちゃん、そして何よりひとりで採り上げたという事実と志に!


さてさて、これを残酷と思うか思わないかと言う話になりますが・・・


仕事場のすぐ傍に暮らすオットの仕事仲間の娘さん(12歳)がタコの様子を見に来たときに「かわいそう。食べるの?」とつぶやいた。

私たち人間はこうやって命ある生き物を食べて生きている。当たり前のことだし、それが事実。でも、毎日の食卓にあがるチキン、ビーフやさかなが何処から来たのか?どんな過程を経て今の姿になったのかを知っている子ども、大人さえも少ない現代。

命ある生き物を食べて私たちは生きていられる。だから「いただきます!」と言う感謝の気持ちと食べものを粗末にしない気持ちを大切に。

ちなみに、このタコはオットの手で美味しい大阪名物「タコ焼き」となり、美味しく全ていただきました。
ごちそうさまでした!

そして、この日の最後にはあちゃんが「I love Kaikoura」と締めくくりました。

2010年10月20日水曜日

春を満喫中!

気がつくと春でした。


家売却と引越しの準備、そして妹の結婚式と何かとバタバタしていた2週間。

ゆっくりまわりを見る余裕もなくて・・・気がつくと桜が綺麗に咲いていました。




そして、相変わらずバタバタ騒がしい私をそっと励ましてくれているようでした。

これはゆうちゃんの通うの園の桜。今一番綺麗に咲いています。


これが最後の我が家の桜。
昨日の強風でかなり桜が飛んでしまったので葉桜になってしまったけど約10年間毎年綺麗に花を咲かせ春の訪れを私達にそっと知らせてくれました。お世話になりました。そしてありがとう!
やっぱり日本人です。桜の花を見ると何か「始まり」を感じる私。
素敵な1年が始まると良いな~と思う今日この頃です。

Happy Wedding

ご結婚おめでとうございます!

妹も4年前からNZで暮らし始めて、この度NZで知り合った彼とゴールインを迎えました。

とても穏やかなお天気に恵まれてふたりにとって素敵なスタートでした。


役所で15人ほどのお友達に見守られながら結婚の約束を交わした後、記念撮影のために近くの公園へ。そこで妹からの優しいキスを贈られたはあちゃん。デレデレでした。お友達が撮ってくれたこの写真がこの結婚式で私の1番のお気に入りです。(新郎さんふたりのツーショットの写真ではなくて、ごめんね)



手作りの結婚式を願ったふたりに合った手作りのウエディング・ケーキ。

母から教わったこのケーキのレシピ。
家族のお誕生日には必ず作るこのケーキはいつの間にか我が家の味。
それをこの度、ふたりの新しいスタートのために作りました。
デコレーションは妹と新郎さんと一緒に楽しんで作った思い出のケーキ。
シンプルで優しい味のケーキになりました。皆さんにも好評で結婚式の良い思い出になりました。
ちなみにケーキの一番手前にあるバラの飾りは新郎さんが手作りしたもの。器用な人で感心しました。

良いときも悪いときもふたりで力を合わせて素敵な家庭を築いてください。

末永くお幸せに!

2010年9月10日金曜日

園の食事とアレルギー

園の朝のおやつ(Morning Tea)を誰よりの楽しみしているゆうちゃん。

ある日もこんなふうに「まだ?」ってキッチンの様子を見に来たゆうちゃん。


この日はチャーリーのお母さんが庭でたわわになっている立派なフィジョアと言うフルーツを差し入れしてくれたので「りんご」「バナナ」「キウイフルーツ」に「フィジョア」と4種類のフルーツとたっぷりのトーストと言う豪華な朝のおやつになりました。


こちらの習慣では朝食よりMorning Tea(10時から10時半くらいに軽い食事)の時間にしっかり食べる人が多いいくらなので この時間の食事はとても大切なのです。

マカロニチーズ ボロネーゼパスタ フュシュパイ カレー(インドスタイルそして時々日本スタイル)
サンドイッチ キャセロール などなど・・・これらがお昼のランチ。

日本人の私たちから見るとかなりボリュームのあるメニューになります。園のメニュー作りも担当しているので日本人の私から見るともっとヘルシーな食事をと思いますが、NZではこれがヘルシーな食事なのです。そして私には子どもたちが安心して満足して食べられる食事を作ると言う責任がある。だから、私個人の考えでこれはヘンルシーではない!と言えない。

私がこの園で働き始めて10ヶ月が経ちました。

日ごろから気になっていたことが表面に現れてきたことがありました。

それがゆうちゃんの乳製品のアレルギーだった。

冬になると他の季節よりも乾燥肌になり、アトピーがひどくなりがちでしたが今回はちょっといつものそれとは違うように思えて心配し始めたのが1ヶ月前くらい。

日に日にひどくなる顔の腫れと赤い顔。

必要以上に摂取している乳製品から来るアレルギーではないかと思い始めた私はすぱっと乳製品をゆうちゃんに与えることを止めてみた。それは以前に雑誌か新聞で読んだことが頭を過ぎったからだ。NZで暮らすアジア人の子どもたちの肥満と成人病発生率についての記事でした。表面からでは全く分からない肥満(皮下脂肪率の高さを意味します)については現在3分の1の割合で肥満、そして糖尿病の恐れのある子どもが存在するとのこと。

西洋社会で暮らすアジア人にとってどうしても乳製品や脂肪分の高い食事になりがちなのは仕方が無いこと。それでも恐ろしい現実だ。

またそれとは別に地球の反対側を見ると食料と水に困って苦しんでいる子ども達が何万人といるこの世の中。

いろいろな国、いろいろな場所で生きている子どもたちの置かれている状況はさまざまだ。そのこどもたちに対していまの私に何ができるのか?といつも考えてしまう。かなり大げさだけど親として大人としてやっぱり考える。

園に来る子ども達の中にも色々なアレルギーを持った子ども達がいます。あれがダメ、これがダメとなると子どもも可哀想だけどその親達も大変だと思う。神経質になったり、あの時のあれがダメだったのかと自分を責めたりしたり・・・だからこそ子ども達が園にいる間だけでも安心して食べられる食事を作ってあげたいと思う。そして特にお母さんの少しの休息になればいいな~と思う。
いま私ができることはそんな小さなことだけど。

ゆうちゃんは何処? ゆうちゃんを探せ!!!!

乳製品を止めたおかげで顔の赤みや腫れは落ち着いてきたゆうちゃん。乳製品に対しての制限はあるもののそれでも園のおともだちといっしょにわいわい言いながら食べるおやつや食事は楽しいね。

2010年9月1日水曜日

郵便局からJAPAへ

はあちゃんとゆうちゃんの大好きなじいじいのお誕生日だった8月。


今日、やっと無事にプレゼントを送ることが出来ました。


ゆうちゃんは郵便局が何をするところがちゃんと知っているので抱えた荷物をカウンターへ持って行って「Japan, Please!」と言っていました。





じいじいへ

みんなが何かと調子が悪くてなかなか準備ができなかったから遅くなってごめんなさい。

でもはあちゃんセレクトのイルカのTシャツと子どもたちのおもしろい写真を送りました。

楽しみ待っててください。


2010年8月30日月曜日

久し振りの新鮮なお魚、そして最後のお寿司?!

ここ最近はお天気が良く、ぽかぽかして春を感じる。
この冬はほとんど冬眠状態だった我が家。

毎週末の日課のお散歩も本当に久し振りでした。
潮の引いたひろいビーチで思う存分走ったり、貝を拾ったり、カニを探したり浜遊びがたくさんできました。



もちろんBOYSは海の様子もチェックしていましたよ。と言うことは・・・

お天気良好!海も穏やか!となればもちろん!

我が家のBOYS達は釣りへ出かけていきました。


まあ準備の早いこと!

朝のお散歩から帰ると20分くらいでカヤックを出して釣竿を出してとっとと出て行きました。

ゆうちゃんとふたりで庭で遊んでいると時間があっという間に過ぎていて気が付くと午後2時?!
お昼も食べずに釣りに出かけたふたり・・・どうしてるのか?と思っていると
笑顔いっぱいのはあちゃんが「帰ったで~!」と


その様子からするとかなりの大漁だったなと感じた私。
バケツいっぱいに魚が入っていました。
今回はオットもはあちゃんと同じくらい釣れたらしいのでちょっと嬉しそうでした。


久し振りの新鮮なお魚たち。日本人ならやっぱり美味しいお刺身かお寿司で食べたい!



と言うことで天然もののコッド(たら)のお寿司を嫌と言うほど作りました。
でもこんな新鮮なお寿司ももうこれが最後かもね。


突然ですが!実は我が家はこの夏には引越しします!

この町に暮らしてあれこれ9年。いやいや時間が経つのは本当に早いものです。

この町でNZでの生活をスタートさせて立派な家を持ち、子どもにも恵まれて、この町でNZの基本的な暮らしをたくさん学びました。この町にはたくさんの愛着がありますが、「もう何処へ行っても暮らしていける」そう思っています。だからいろいろなNZを見てみたい!子どもの成長と共に変化する私たちの希望の暮らしを目指して、新しい街へと行くことを決めたのです。


お寿司を食べながらしみじみこの小さな海辺の町での暮らしをひとり振り返っていました。
後何回、はあちゃんとオットが釣ってきた新鮮なお魚が食べられるかな~。


新しい冒険にどきどき、わくわくする中、9年間のこの町での暮らしをじみじみ振り返っては感謝する毎日です。

2010年8月29日日曜日

ぽかぽか春を感じる今日この頃

またまた気が付くと8月が終わろうとしています。

昨日今日と久し振りのぽかぽかいいお天気!
雨の多かった冬から気が付けば春の訪れを感じる今日この頃です。



イースター(4月中旬)の頃に鉢植えしたチューリップの球根から芽が出てすくすく大きくなり小さなつぼみが少しずつ大きくなっています。「春だね~!」と声にすると心が少し軽くなり嬉しくなります。



この冬(7月・8月)は一体なにをしていたのか?



病魔に襲われていました。



6月の終わり、まずゆうちゃんが幼稚園で流行っていた水疱瘡にかかりました。

それから病院の先生が言っていた通り、ちょうど2週間後にはあちゃんが水疱瘡にかかりました。

大した病気ではないのですがかゆい~!かゆい~!と眠れないので

ぐずぐずするふたりに疲れはてた私。

それから「水疱瘡」騒動が終わりかけた時、次にやって来たのがなんと「シラミ」騒動でした!

初めは疲れからまたストレスで頭がかゆいのかな~と思っていたところ気が付けば気が狂ったように頭を掻き毟るゆうちゃんを発見!もしかしてと思い彼の頭をよく見ると以前に幼稚園で見せてもらった「シラミ」を頭の中に発見してしまったのです。と言うことは・・・



私のこのかゆみも「シラミ」に違いない。 かなりショックでした。

急いで病院に駆け込みDr.Henry に診てもらうと、彼は「初めてか?そうか。うちの子なんか年に1回は必ず貰って来るぞ。ワハハハ・・・」と嬉しそうに笑うのです。


「えっ!」それは嫌です。

そして「元気そうや。久し振りに会えて良かったよ。また待ってるよ」って笑顔で見送ってくれましたが・・・しばらくもう病院には来たくないです。と心の中で思っていました。



家に帰ってすぐに頭中に薬を塗っていたその時にJuliaが美味しそうなレタスを差し入れしに来てくれた。「最近、学校で見かけないから元気かな?」って思ってね。



思わず泣きそうになりました。

そして「水疱瘡」と「シラミ」のことを話さずにいられなくて噴出すように喋りまくった私。
彼女は「分かるよ。大丈夫よ。」と聞いてくれました。


彼女もイギリスからNZに来てもう2回も「シラミ」にかかっているらしく
病院のDr.Henryも言ってくれなかったアドバイスしてくれました。

シャンプーの後のリンスが大切だそうです。髪の毛がつるつるしてシラミが暮らしにくくなるらしいのです。だからどんなリンスでも良いからしっかりリンスしなさいよ!って



ゆうちゃんの出産後から異常なくらい髪の毛が抜けてしまった私。産後のホルモンのバランスの変化で髪の毛が抜けやすくなることはあるらしいのですがちょっと異常だったのでそれ以来シャンプー代わりとしては普通の石けんで洗って、リンスの代わりにクエン酸やお酢をお湯に溶かして使っていました。これで特に大きな問題が無かったのでずっとそうしていたことが返って「シラミ」の好みの住処を作っていたことになっていたとは。トホホ・・・


リンスをしっかりつけて洗い流した後、シラミ取り専用のくしでせっせとシラミを取るのがしばらくの日課となっていました。


これでせっせとシラミとシラミの卵を取っていました。面白いくらいに良く取れるので爽快でした!

せっせとシラミ取りをしている中、次にやって来たものは「ギョウチュウ」(お尻に虫が!)だった!

ゆうちゃんが園で時々お尻を掻いてる様子を見た先生が「うちの子も最近お尻を掻くから気になってね。薬食べされたわよ!」・・・えっ!

園の砂場などから感染するらしいのですが、NZでは普通よ!ってあっけらかんと話す先生。

薬局に行くと「今度はどうしたの?」って薬剤師さんに聞かれるほどでした。

ゆうとがお尻を掻くことや園でのことを説明すると「ギョウチュウ」の疑いありと言われ

あっさりと薬を見せてくれました。

疑惑でも食べさせておいても毒ではないから大丈夫とのことたっだので家に帰って早速ゆうちゃんに食べさせた。

見た目はチョコレートで味もチョコレートの薬をもっとくれと美味しそうに食べていたゆうちゃん。それ以来、彼がお尻を掻くところを見なくなりました。ほっ!

こんな経験は二度としたくないけどここはNZ!どんなことが起こってもおかしくない国!

みんなが口を揃えて言う言葉「Should be all right!」の国。

次にどんな魔物に襲われるかどきどきします。

いつも思うけどやっぱり健康が1番!

今もまだ風邪が治らず調子の悪い人がいますが

みんな元気になって新しい季節を迎えたいです。

2010年6月26日土曜日

お料理するの好き!食べるのはもっと好き!

ぼくらのなまえはぐりとぐら


この世でいちばんすきなのはおりょうりすることたべること


ぐりぐらぐりぐら


ふたりの大好きな絵本「ぐりとぐら」のなかでうたわれているこのフレーズをうたいながら今日もお料理をするふたり。


今年の冬は雨ばかりのNZ。しかも週末になると必ず雨!


「かあちゃん、暇や!なんかしよう!」とはあちゃん。


トランプゲームをしたり、工作遊びをしたのですが・・・ゆうちゃんが楽しめない。難しすぎる。じっとできない。はあちゃんの邪魔をする、そして大喧嘩になる。もう、めちゃくちゃや~!





やっぱりふたりが楽しめるお料理遊びに落ち着くのでした。


気分はすっかりぐりとぐら。うたをうたいながらクッキー生地を丸めたり、ちぎったり、型抜きをしたり、デコレーションしたり、もちろんあじみもして。


はあちゃん力作のカラフルなクッキーたち。「毎日1つずつおやつに食べる」と言って大切にコンテナに入れていました。



クッキーの型抜きがとても楽しかったよ。たこ・さかな・かめ、それからゆうちゃん力作のミミズ・クッキー。どれだかわかりますか?
・・・って言うか、ゆうちゃんのう〇ちに見えてしまうのは私だけかな。



1時間おきくらいに「いい?クッキーいい?」と聞くゆうちゃん。


「クッキーは今ねんねんしてるからまた明日ね。」と一日に何度言わないといけないのかな?


自分で作ったクッキーは何をしていても気になるもの。
ゆうちゃんの大切なクッキーたち。



幼稚園で毎日こどもたちのおやつとランチを作っている私。
最近はこどもたちと朝のおやつ(Morning Tea)のトーストを作っています。小さい子ども達にとってトーストにマーガリンやジャムをぬること、トーストを食べやすいサイズにナイフで切り分けることが大仕事。





そして、おしゃべりをしながら発見する子どもたちの考えていること。


「イチゴ・ジャムは何から出来てる?」


「スーパーで売ってるよ」


確かにそうです。でもイチゴジャムはイチゴから出来てるのだけど・・・


そんな会話の中から発見する新しいcooking programme。


冬の間にイチゴの苗を園の畑に植えて、春には子どもたちといっしょにイチゴジャムが作れると良いなと思っています。

とうとう、お誕生日おめでとう!

6月はとうとうの誕生日。

その日の献立はとうとうの好きな手作り焼き餃子大きな誕生日ケーキ。学校から帰ってきたはあちゃんとケーキ大好きのゆうちゃんと3人でたくさんの餃子と大きな誕生日ケーキを作りました。


「こうやって混ぜるねんで」とゆうちゃんを指導するはあちゃん。



気分だけはシェフ・ゆうちゃん。このあま~いスポンジの液をなめた~い。ちょっと液が服につくと「あっ!ついた!」と嬉しそうに指で取ってぺろっとなめるのでした。



シェフ・はあちゃん。デコレーションする顔は真剣です。大きなスマイル・ケーキを製作中です。



じゃじゃ~ん!シェフ・はあちゃん作のビック・スマイルケーキ! おいしそうよ。

「もう誕生日を祝ってもらっても嬉しくない歳だけど・・・」と言いながら嬉しそうに子ども達に作ってもらったケーキを食べていたオットでした。

お誕生日おめでとう。出会ってから何回目の貴方のお誕生日でしょうね。
はあちゃんが作ったケーキのようにいつでもどんなときでも笑顔で過ごせるように!
これからもよろしくお願いします。

2010年6月7日月曜日

新しい家族

先週の金曜日に我が家にやって来た新しい家族。



モルモット(日本ではこう呼びますね。こっちではギニーピッグと言います。)のPepper(ペッパー)です。これから時々このブログにも登場すると思いますので、よろしくお願いします!







ふたりにとってはじめての「ペット」。





はあちゃんのクラスではこのギニーピッグをクラス・ペットとして飼っていて、毎週末はその週のMVPに輝いた人が家に持ち帰ってお世話をすることになっています。





5月の初めにはあちゃんが学校から連れて帰ってきたギニーピッグにもう大興奮のゆうちゃん!実は動物は見るのは好きだけど近づいてきたりすると大泣きのゆうちゃん。でもこれなら抱っこしたり、チュッとキスしたりできる!できる!と大喜びでした。もうそれからのゆうちゃんはギニーピッグに夢中!



学校ではこのギニーピッグ・クラブがあるの?って思わせるくらい飼っている人がたくさんいて、ゆうちゃんの話をするとお友達のお母さんが「今度どこで赤ちゃんが生まれる予定だ」と情報をくれました。始めはあまり興味はなかったのですが・・・、 早速聞いてみるともうすでに先約がありました。すると今度は近くのファームパークで赤ちゃんが生まれたとの話。早速訪問してみると、はあちゃんとゆうちゃんが気に入ったペッパーと出会ってしまったのです。



所詮は「ねずみ」。ねずみを飼うの?ってちょっと始めは気が乗りませんでした。だって家に野ねずみがうろうろしていたのでネズミ捕りにお決まりの「チーズ」を置いてこの冬に入ってから2回も野ねずみを捕獲していたのです。ギニーピッグが良くてなんで野ねずみは殺さなくてはいけないのか?その現実のギャップの違いにちょっと戸惑ったわたし。



それでも子どもたちはペッパーと出会ってしまったのです。
ふたりには「可愛いペッパー」なのです。
決してただのねずみではないのです。



ペットは家族。最後まで大切にしてあげると言う約束でペッパーは我が家の家族になりました。




このふたりなんか似てる!?



もしかして、はあちゃんはねずみの生まれ変わり?だから30秒としてじっとできないのか?
それならその落ち着きの無さがなぜなのかわかるきがするよ。





朝、目が覚めると真っ先にペッパーのところへ行って「おはよう!」と声を掛けて夜寝るときは「おやすみ」と声を掛けて寝るふたり。ふたりが寝静まってから自分のひざの上にペッパーを置いて彼女を眺めていると愛おしく思うもの。



ねずみは憶病者です。毎日バタバタうるさい我が家に来て「えらいところに来てしまった」と思っている気がします。そんな我が家ですがペッパーこれからよろしくね。

2010年5月31日月曜日

Go, Haruka! Go Kart Day!

気がつくともう5月が終わろうとしていす。毎日バタバタとしている我が家。5月もいろいろなことがありました。書き留めて置きたいことはたくさんあったのに・・・滑り込みで今月の日記を1つ書き残すことができそうです。





今月のビックイベントは2つ。1つははあちゃんが7歳になったこと!(お誕生日おめでとう!)それともうひとつははあちゃんの学校企画のGO KART RACE 。



GOCARTなんて見たことも作ったこともない我が家。

はあちゃんは学校でこのイベントのためにお友達といっしょに準備していることもあってレースにも参加すると意気込んでいました。オットは機械もの車ものがとても苦手。でもでもやる気満々の息子が作りたいと言っているのならとはあちゃんはお父さんに手伝ってもらってGO・CARTを作りました。

それも・・・ふたりのアイディアはとても斬新で手押し車がベースのもの!

KIWIの作るGO・CARTにはスピードでは負けると思ったオットはアイディアで勝負するつもりだったようです。(たった数週間で材料を集めてきて(全て家にあったものやリサイクルセンターから)手際よくGOCARTを作り上げるKIWIの人たちの器用さには脱帽です!) 

だから・・・・




はあちゃんの車は何処から見てもカッコイイとは言えないものに。会場に持って行ったとき、はあちゃんの車を指差して大笑いする人もたくさんいたのは事実。先生たちも「これ走るの?大丈夫?」って首をかしげる始末。そんなことは全く気にしない強いはあちゃん。その姿にオットは救われたらしい。

レースを何とか無事に終えたはあちゃん。とても楽しそうだったね。オットはこのはあちゃんの笑顔に今までの苦労とちょっとした悔しい思いに救われたらしい。



いき良い良く飛び出したはあちゃんのGOKART!ハンドルを握る顔を真剣です!

まもなくゴールライン!上手くカーブを曲がってゴールラインへ!




ちなみにこれがスタンダードな手作りGOKARTです。レース前日にお友達のAくん家族といっしょにテストドライブに行きました。Aくんのものはバギー(乳母車)を材料に作ったものです。Aくんはこれで4位に入賞してました。おめでとう!





前日のテストドライブでは快調に走り本番を楽しみしていましたが・・・・思いがけないアクシデントに!なんと前輪のタイヤ2つが壊れていたのです。練習のしすぎかな?
レース当日観戦に来ていたトラックの運転手のLさん。彼女はふたりがこの場所で何度も練習をしている姿を見ていたので彼女が仕事で使っている荷物を運ぶ車のタイヤ2つを家から持ってきて貸してくれました。もうすでにお隣のおじいちゃんからも1つタイヤを借りて作ったこのGOKART。
オットの最後まであきらめなかった頑張りと心優しい人たちに助けてもらって出来上がったはあちゃんのGOCART。いろいろなことがあったからこそ思い出に残るイベントになりました。
レース後タイヤを返した時、オットにLさんが「はるか楽しそうに走ってたね。それが最高よ!」って言ってくれたそうです。オットはその言葉が嬉しかったと。そしてはあちゃんの楽しそうな笑顔が最高でした。

2010年4月15日木曜日

最近のうたたねゆうちゃん

それはある日の夕方のことです。

台所で夕食の準備を始めた時ものすごい寝息?いやいやいびきが聞こえてくるではありませんか。もしやと思いリビングを見渡すとフレンチ・ドアの前で爆睡中のゆうちゃんをまたもや発見!



それも最近大の仲良しのクロくんといっしょにね。2~3分前に「お腹減った」とぐずぐずしてたゆうちゃん。お腹も減ったし疲れ果てて撃沈したという感じ。

そう言えば先日もフレンチ・ドアの前でうたた寝してたね。


日が沈む夕方この辺りはぽかぽか暖かくなるからきっとついついうたた寝してしまうのかな?
いやいやついついうたた寝してしまうのではなく遊び疲れて、お腹も減ってもう寝るしかないって感じ。


別の日ははあちゃんも完全に撃沈したね。天気の良い日はいつも1日中外で遊んでいるふたり。どんな遊びをしてるかと言うと自転車乗ったり、釣りごっこしたり、ちゃんばらごっこしたり(かなり古い言い方ですね。きっと)その間に「けんか」したり「けんか」したり。「けんか」してる方が多いかも。そして疲れてぱたっと寝れるふたりがうらやましいです。




元気に遊んで汚れた足もこうやって見てると素敵な足だね。子どもたちの「元気」が伝わってくる。生きることは楽しいことばかりではないけれど「生きてる」ってことだけで素敵なこと!と思わせてくれる足だ。元気に遊べ!いっぱい食べろ!いっぱい眠れ!そして強く生きろ!子どもたち!
「生きることはとてもシンプルなことなんだよ」っと子どもたちから教わっている気がする今日この頃です。

Happy Easter

4月第1週の週末はイースター(復活祭)でした。

宗教上全く関係のない我が家ですがこの日を自分の誕生日のように楽しみしているはあちゃん。

なぜならチョコレートが食べられるから。

我が家ではクリスマスの時に日本のじいじいとあちゃんが送ってくれるチョコとお誕生日の時とこの復活祭の時にしか食べられないチョコ。

イースターが近くなると「後何日でイースター?」と聞いておりました。だから待ちに待ったチョコ!でもイースターの時になぜチョコレートなのでしょうね。卵の形のしたチョコがスーパーの特別棚にたくさん並んでいました。買わなくちゃいけないのかな?と思わせるほどのデコレーションで飾られてあり、チョコ好きの私はついつい誘われてしまいます。危険です!

ただチョコを食べるのではつまらないから「トレジャー・ハンティング」のような形式でイースター・エッグ・チョコを見つけて食べることにしました。

昨晩、子どもたちが寝た後折った星を庭のあちこちに隠して子どもたちに探さして・・・
見つけた星をつなげていくと「HAPPY EASER」の文字が現れて手紙が渡される。その手紙にはチョコの場所が書かれている。さてチョコの在り処は?そして見つけることは出来るのか?とちょっとわくわくするおもしろさ!

はあちゃんは丁寧に手紙に書かれていることを読んでチョコの場所へ。
今年のチョコは桃の木の枝の間で待っていました。


裂けそうなくらい大きな口を開けてチョコにくらいつくふたり。

ある程度食べるとはあちゃんは自分で 小さく刻んだチョコを包みだして「トレジャー・ハンティング」をして遊んでいました。この日何度「トレジャー・ハンティング」したかな?


いつになく真剣なはあちゃんの横で・・・
いつまでもアホな顔してチョコを食べていたゆうちゃんでした。この1日できっと1年分のチョコを食べたでしょうね。今度ははあちゃんの誕生日まで待ってね。

この夏、最後の・・・・

この夏(もう秋だけど)最後のいろいろがたくさんありました。

只今スクールホリデー(秋期休み)中、私もオットも仕事なのでお休み中のはあちゃんはお友達の家に遊びに行くのですが・・・我が家が大好きな彼。それとどうしてもあまりに食生活が違うKIWIの家に長時間行きたがりません。ランチを作って持たせるのですが、お友達のお母さんが用意してくれたおやつやランチを食べないといけないと思うようです。だからこのお休み中も彼といっしょにお留守番してくれる人を探していたのですが見つからず、心優しいCHCHに暮らす日本人のお友達が3日間お留守番に来てくれました。(ありがとう!よっちゃん。近いうちに遊びに行かせてね。)

我が家に遊びに来てくれるお友達には地元の海の幸で歓迎するのが我が家流!
前日はお天気も最高に良かったのでオットは海へ。

その日の収穫はうに1つ、あわび3つ、イセエビ1ぴき。

久し振りの大きなうにに子どもたちも大興奮!そしてこれがこの夏最後のイセエビかな?



伊勢海老のことをNZでは「クレイフィッシュ」と言います。大きなクレイフィッシュに威嚇中のゆうちゃん。
このクレイフィッシュは翌日には彼女の腹の中へと消えていきました。



はあちゃんの顔の大きさくらいあった「うに」。美味しかったよ~。
ゆうちゃんの顔の大きさくらいあった「あわび」。これまた美味しかったよ~。


次のこの夏最後は・・・・水遊び!

いやいやこの夏最後の最高のお天気でした。良い天気ならいつでも海へ行って遊びたがるふたり。でもかあちゃんは海に行く元気はもうなかった。だから手っ取り早く「ウォータースライダー」で遊んでもらいました。水しぶきを上げてはしゃぐふたり。



なんちゃってボディーボーダーのゆうちゃんははあちゃんの指導のもとここで練習してました。次の夏またボディーボード持って海で遊ぼうね。




冷えた体を暖かいデッキの上で温めるふたり。その時日焼け止めクリームをぬってやるのを忘れたことに気づいたかあちゃん。やっぱりくっきりとウエットスーツの型が付いていたふたり。それもこの夏最後の日焼けだね。

そしてこの夏最後の大収穫!


それがこの大根です。私の足ではありません。私の足と見間違えるくらい立派な足!?いやいやい大根でしょう。絵本「おおきなかぶ」のおじいさんの気持ちがよくわかるくらい抜き応えがあり、この大根たちと対面したときは感動でした。

食べても食べても減らない大根。今日も明日も明後日も大根料理で我が家はにぎわっています。

この夏最後の楽しい出来事でした。

2010年3月29日月曜日

かあちゃんのストライキ!

土曜日の夜、私は夕食を作りませんでした。







かあちゃんのストライキ!






なぜなら、ふたりともかあちゃんのお願いしていることを全く聞かないのでついにかあちゃんは怒った!怒ったら怖いかあちゃん。言っても分からないふたりに強硬な手段に出た。






それが夕食作りボイコットだった。






この週末は天気が悪くて外で遊ぶ時間が少なかったこともあり有り余るエネルギーをもてあましていたふたり。部屋は散らかし放題、自分たちの部屋が遊べなくなったのでリビングへ移動。またそこでも散らかし放題!「片付けて」とお願いしても全くやる気なし。挙句の果てにはかあちゃんととうとうのベットの上でプロレスごっこ!片付けても片付けてもぐちゃぐちゃになるばかり・・・それとこれから冬になると天気が悪くて外で遊ぶ時間が短くなるのは覚悟しなくはならない。その前にちょっとガツンと態度で示しておかなくはと思い。ストライキを強行。






遊ぶことと同じくらい「食べる」ことが大好きなふたり。その反応は・・・






ゆうちゃんは全く反省の色なし!(これは思っていた通り)



はあちゃんはバスルームで歯を磨きながらシクシク泣いていました。






はあちゃん:「マフィン1つが晩御飯なんて嫌や!」



かあちゃん:「かあちゃん晩御飯作ってないもん。マフィンしかなかったもん。しょうがないやん」



はあちゃん:「ご飯食べたかったのに」



かあちゃん:「とうとうがたこ焼き作ってくれたやろ。」



はあちゃん:「5つしか食べてへん。」



かあちゃん:「そんなん知らんわ。たくさんあったのにはあちゃんがそれだけしか食べへんかったんやろ」(正直今回のとうとうのたこ焼きは美味しくなかった。だからはあちゃんは食べなかった)



はあちゃん:「ちゃんとしたご飯が食べたいねん。」



かあちゃん:「ちゃんとしたご飯ってどんなやつ?」



はあちゃん:「かあちゃんがいつも作ってくれるご飯や。はあちゃんはかあちゃんのご飯が好きやねん」



かあちゃん:「とうとうがたこ焼きたくさん作ってくれたし、今日はかあちゃんお休みや。はあちゃんとゆうちゃんに片付けてってお願いしても全然してくてへんし、かあちゃん片付けて疲れた。だからかあちゃん今日のご飯作りはお休みしてん。はあちゃんとゆうちゃんが少しでもかあちゃんのお願い聞いて自分のことしてくれたらかあちゃん疲れへん。そしたらまたご飯作れる。」



はあちゃん:「・・・・・」



はあちゃん:「分かったわ。出来るか分からへんけど片付けるわ」






本当は「片付ける」「片付けない」が問題ではなくかあちゃんのことを聞かないことが問題だったのですが。まあ良いか。「出来るか分からへんけど・・・」と答えるあたりはあちゃんも自分のことが分かってるな~と変なところでちょっと感心した。それに私は手抜きできたしね。


それから数日は効果あり!でもその後は全くなし!完全になし!いつものようにまたかあちゃんの言っていることは耳に入らない様子。まあいいけどね。



「ストライキ」やることにします!

数日だけでも効果があるならそれはラッキーだし!きっと言葉でああだこうだ言うよりも一番効き目がありそうだ。子どもだけでなくオットにも?そうだそうだ!

そう言えばママ友達も「うちの子(そこも男の子です)私の言っていることは全く耳に入らない」と・・きっと男の子ってそうなのかも。

ドスの利いたお父さんの怒鳴り声にならもうすごい速さで反応にするのにな。

ストライキ万歳!頑張れかあちゃん!

自分で自分のことを応援する日々です。

2010年3月24日水曜日

証拠インメツの現場を見ちゃった

キッチンで夕食の準備をしているとバスルームからものすごい勢いで水の出る音が聞こえてきた!「何なの?」「誰だ!」とあわててバスルームに駆けつけるとそこには誰もいない。もしかして・・・と思いこども部屋に行ってみると証拠隠滅中のゆうちゃんを発見!



この夏、トイレトレーニングを始めたゆうちゃん。




トイレでだいぶ出来るようになってきたけどまだまだビギナーで失敗することも度々。その度に私が黙って濡れた床を拭くのを見ている彼は何処から持ってきたのか分からないタオルを水でぼとぼとに濡らしてごしごし一人で拭いてくれていました。拭いてくれない方が良いのだけど自分で綺麗にしようとしてくれているのを見ていると「止めてくれ」とも言えないし・・・とにかく一生懸命なゆうちゃんでした。


そこまで分かっているならトイレに行けば良いのにと思うけどそれがまだまだ難しいんだよね。

母としてはおしめが取れて布おしめの洗濯から開放された喜びの反面、ちょっと寂しい気もする今日この頃。子どもの成長は喜ばしいことだけどあっという間に大きくなる寂しさも少し。
かあちゃんはゆうちゃんが毎日ちょっとずつ成長している姿を頼もしく感じています。そして出来た喜びをいっしょに喜んだり楽しんだりできてかあちゃんは毎日楽しいです。
さてさて明日は何枚パンツを着替えるのでしょうか?

2010年3月23日火曜日

ふたりの会話

はーちゃんを学校へ迎えに行った車の中で今日も寝てしまったゆうちゃん。

近頃のゆうちゃんのお昼寝は午後3時ごろから5時ごろまでたっぷり2時間。
ゆうちゃんの誕生日以降毎週末誰かが遊びに来てたり、イベントがあったりで最近忙しい我が家。
更にゆうちゃんは朝から午後3時ごろまで毎日保育園で過ごすので最近かなりお疲れ気味。


そんな疲れたゆうちゃんに仕事を始めたときから変わらず言っていること。


それは・・・仕事が終わって彼を迎えるときに「みんなと仲良く遊んでかあちゃんのこと待ってくれててありがとう」と言うこと。するといつも喜んでキュッと私をHUGしてくれる。私はそれに答えるように小さなゆうちゃんをキュッとHUGして返す。


毎日交わされる二人だけの小さな会話


こうして私が元気に仕事ができるのは彼のおかげ。元気すぎて大変だけど本当に心の優しい良い子です。かあちゃんはゆうちゃんのおかあさんであることを本当に嬉しく思います。ありがとう。


こんなこと本人に言っても今は何のことか分からないだろう。でもいつか話せるときが来たらかあちゃんはゆうちゃんにちゃんとこのことを伝えたいと思ったのでここに書き留めることにしました。


大きな病気もせず元気に遊ぶ貴方の姿を仕事場から眺めながらかあちゃんは明日も元気に頑張るぞ!そうです。私もかなり疲れ気味。日本の美味しいラーメンが食べたいな~!

2010年2月26日金曜日

Happy Birthbay

お誕生日おめでとう!ゆうちゃん!


寝起きでかなり機嫌が悪いゆうちゃん。そんなのお構いなしにケーキにはしゃぐはあちゃん。
保育園でもみんなにお祝いしてもらいました。今日は2回もケーキを食べたね。
お誕生日だからと言って特別なご馳走は食べませんが手作りケーキと一緒にお祝いするのが我が家の誕生日。ご飯よりもケーキでお腹がいっぱいになった一日でした。
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3年前のこの日も暑くて良い天気でした。早朝(4時ごろ)に陣痛が始まりはあちゃんを起こさないように助産婦さんに電話をした後、荷物の準備をして家を出たのが朝の8時ごろだったかな?1時間半のドライブの途中に出産が始まったらどうしよう~と心配する私の横でオットはいつものように海の様子を眺めながら「今日はめっちゃダイビング日和やな~」とかなり余裕の様子でした。

彼の頭の中はいつも「釣り」と「ダイビング」でいっぱいなのです。

病院に無事に到着!時間は10時になろうとしていた。看護婦さんに「電話してきてからかなり時間が経ってるけどどうしたの?」って聞かれる。実はかなりお腹が空いたので途中でパン屋へ寄っていたのでした。これを聞いた看護婦さんは「お母さんがそれだけ落ちついているなら出産は大丈夫ね」って笑われました。オットもオットなら私も私でのんびりお気楽な両親なのでした。
私がいろいろ検査をしてもらってい間にオットははあちゃんを病院の近くに暮らすお友達の家に預けに行きました。病室にひとり残されて過ごしたその時の静かな時間。とても幸せな緊張感でした。

午後2時ごろ未だに弱い陣痛しかなく、このまま続くと私自身体が小さいので体力的に心配だと助産婦さんに言われ「破水」をさせて陣痛を促しました。先の丸い長い棒で突くとお腹の中から生暖かい液体が・・・その数分後ものすごい痛みが体中を走り始めました。急激な変化に体が悲鳴を上げているようでした。
ホットバス(お風呂)に入ったり、GAS(部分麻酔)を吸ったりして体をリラックスさせようとするのですが全く効果なく、結局ベットで落ち着いた頃、いよいよ出産本番。その時、助産婦さんは普通に「トイレに行って下さい」と言うのです。出産中に大きいほうまで一緒に出る方もいるそうなので念のため。でもそのトイレ行くのがもう大変です。一人で立ち上がることも出来ないし、まともに座ることもできません。オットに付き添ってもらってトイレに座るのです。トイレに座った瞬間に強い痛みが来てたまらずオットの首にしがみ付きながらその痛みに耐えました。きっとオットもかなり痛かったと思います。
トイレは病室の中にあるのでベットとトイレは本当に目と鼻の先の距離なのですがそれがすご~く長く感じるのでした。
やっとの思いでベットに戻ってからあっという間の出産でした。「踏ん張るときは自然と自分で分かるからその感覚に任せないさい」とベテラン助産婦さんは言うのですが、「えっ!それはいつ?」と思いながらもなんとなく感覚が勝手に身につくもので「あっ!来た!」って自分で分かっている自分に感動。踏ん張るときは右足は助産婦さんの腰、左足はオットの太ももを蹴っていました。
そして「今頭が半分出てるわよ!」と助産婦さんの実況中継が始まるのでした。その実況中継の通りに赤ちゃんが自分の中から出てくる感覚が分かるのです。生まれたその瞬間さえも。これってすごい体験です。やっぱり自分も生き物なんだな~!と感じた瞬間でした。その後まだ血まみれの小さな我が子を自分の胸に抱いたときの瞬間は今でも忘れられない。

田舎の小さな病院しかしらないのでNZの出産現場が全てそうなのかよくわからないのですが、私の場合は分娩室と言うのはなく。ごく普通の病室が出産の現場に変わるだけのシンプルなシステム。だから隣の部屋から陣痛の痛みに耐え切れなくて「ギャー」と叫び声をあげるママの声が聞こえたり、生まれたばかりの赤ちゃんの産声が聞こえたりと生々しい状況の中での出産です。次は私の番ね!って感じでどきどきするけど出産が人間にとって毎日の日常の延長の出来事であるNZの自然な出産のあり方が私は好きです。「異国での妊娠・出産は大変だったでしょう」と言われますが私は逆にNZでの妊娠・出産だったから大きな心配もせず、ごく当たり前の生活の中での妊娠・出産が出来たと思うくらいです。それもこれも母が丈夫な体に私を生んでくれたことと私の子ども達も元気に生まれてきてくれたことによるものだと感謝しています。


今日はこんなにあの日のことをリアルに思い出すのかな。時間が経って初めてゆうちゃんとの出会いの瞬間を今ゆっくりと味わっているのかもしれません。元気に成長してくれてありがとう。ゆうちゃんが生まれて来てくれたことにかあちゃんは感謝しています。大きく育って下さい。かあちゃんより

2010年2月25日木曜日

自転車に乗って・・・

報告!ついに自転車を買いました!


と大げさだけど嬉しくてつい自慢。自慢したついでに聞いもらおっと。
3週間くらい前からNZのオークションサイトでずっと自転車を探していた私。
手に入れた自転車は新品ではありませんが小さい体の私にも乗りこなせるしっかりした自転車です。

(私は身長が低いのでNZで体に合うサイズの自転車を探すのが大変でした。それも中古だから。でもそれは服を買うときにも言えること。何を隠そう私はこどもサイズの服でも着れちゃいます!)

すでにお友達からこどもを乗せる自転車用のチャイルドシートは譲り受けていたので今週の月曜から仕事場へはゆうちゃんを乗せてこの自転車で通勤しています。このところお天気も良いので気持ち良い!

かなり以前から自転車が欲しかった私。NZも特に田舎生活は車社会です。歩いて行けるような身近な場所でもついつい車で行ってしまう。こどもが生まれてバギー(乳母車)で散歩をするようになったころから思っていたことは車で走っている毎日の道端にも歩いてみると新しい発見があるということ。そして歩いた後はなんだ体も気持ち良いこと。そして二酸化炭素も減らせるなら一石三鳥になるかも。(もちろん些細なことですよ)

そして月曜から自転車通勤をするようになって思わぬボーナスがありました。
それはゆうちゃんが自転車好きになったこと。それと自転車に乗りながらゆうちゃんとお話する時間ができたこと。道端に咲いている小さな野花を見つけたり、牛や馬をいっしょに眺めたり、青い空を飛ぶヘリコプターを見つけたり。車からの眺めとは全く違う世界がありました。

家に帰ってからは自分で走れる三輪車に乗って何度も何度もデッキの上を往復するゆうちゃん。すっかり三輪車好きになりました。





もう何回往復してる?疲れも見せずにこの笑顔!

後姿もなんだか頼もしくなってきたね。いつかかあちゃんとミニ・トライアスロンレースに挑戦しようね。
GO!ゆうちゃん!GO!かあちゃん!

自転車に乗って今度はどこへ行こうかな?

夕涼み

夏らしい気持ちの良い夕方だった。
日差しの強さも少し和らぎ、心地の良い風が何処からかそよいで来てお風呂上がりのほってた体を優しく癒やしてくれる。こどもたちも良い顔してデッキの上で夕涼み。末の妹からの沖縄土産のじんべさんを着てリラックスムードいっぱいのふたりの夕涼み。 沖縄文化とNZの自然の融合と言ったとこかしら。


大人はここに冷えたビール茹でた枝豆があればもう最高なんだけどね。枝豆早く大きくなれよ!(よく考えると我が家はいつも食べることばかり話してる気がするな)


只今家族みんなで真夏を満喫中!(本当に暑~い夏を待ちに待っていたのです。)


あっこへ

沖縄のじんべさんNZの夕涼みをキラキラ盛り上げてくれました。僕たちこのじんべさんが大好きだよ。あっこありがとう。

はあちゃん&ゆうちゃんより

夏の味(赤じそジュース)

先週までは寒さが身にしみる天気でした。夏なのにどういうこと!って感じでしたが 今週に入ってずっと良い天気!やっと暑い夏がやっと来ました。

待ちに待った夏!

こんな夏を待ち構えていたわたし。特に夕食の時のビールが美味しいこと。畑で採れたきゅうりやインゲンをアテ(おつまみ)に飲み干すビールはうまい!このビールのために頑張って働いていると言っても嘘ではないかも・・・(笑)

この夏そんなビールと同じくらい我が家で人気者の飲みのものが誕生しました。薄いピンク色に思わずうっとりする赤じそシロップ

夏の初めに畑の隅に突然現れた赤じその芽。(以前にお友達から頂いた赤じその苗があったのです。でもほったらかしでいつの間にか枯れてしまったのですが・・・)
それがめきめき成長してあれよあれよという間に立派になっていました。とっても良い香りがするのでどうにかして美味しく食べる方法はないかと調べていると・・・「赤じそシロップ」に出会いました。

自然のピンクって優しい色ですね。いつも飲む前にグラスを傾けて眺めてしまうわたし。

お風呂上りのこの1杯!もう病み付きです!

ぐびっと飲む姿は中年サラリーマンのおっちゃんのようです。
グラスに吸い付くこのおくち。美味しそうでしょう。
お酢で赤じそを煮出してあるのでこの甘酸っぱい味がちょっと疲れた体を元気にしてくれる 。この夏の我が家の味になりました。