2008年6月25日水曜日

Crazy Weather


昨日は寒かった。この辺りの最高気温は6度。特に午後からsoutherly(南風)がやって来て強い風と雨に襲われた。夕方のNEWS番組では各地で大雪だったことを伝えていた。日中はできるだけ暖房を使わないで過ごそうと決めているがさすがに午後2時ごろから使った。(午前中は仕事だったので家には居なかった。ラッキーだった。
我が家の暖房は蒔きストーブ。室内がまだ温かくなくてもストーブ内の火が大きくなってくるとなんだか温かくなった気がする。お昼寝から起きたばかりのユウちゃんはSheep-Skinの上に坐ってストーブの前でゴロゴロしていた。「いよいよ冬がやってきたぞ~!」と思いきや今日はぽかぽか陽気のいい天気だった。
NZの天気は「風」でがらっと変わる。southerlyがやって来ると夏でも肌寒くなってくるし、Eastly(東からの風)がやって来るとしばらく悪い天気が続くし、North-westly(北西からの風)だと台風みたいな風が吹くけど天気は悪くないことが多い。明日はどっちから風が来るのだろ?今日の夜も天気予報をチェックしなくてならない。それにしてもいつから冬なのか良く分からない。でも確実に日に日に寒さが身にしみる。

2008年6月22日日曜日

Walk



週末の朝は散歩する。いろんなところをテクテク歩く。みんな歩くリズムが違うので大変だけどそれぞれのペースで歩く。
今日はビーチに来た。家にいるよりお日様があたるビーチは暖かい。
何もしないでただ青い海を眺めているだけでも気持ちがいい。
でも子どもたちは忙しい。ハーちゃんはさっそく貝や綺麗な色の石を集める。ユウちゃんは趣くままにあっこっちをテクテク歩く。それから石を拾ってポイっとなげて遊んでる。
それぞれの静かな時間が流れている。
こうしてみんなでどこでもいいから散歩する。ただそれだけのことだが家族みんなでいる幸せな時間だ。

2008年6月19日木曜日

My best friend ( Children's story )



これはぼく。あれはアンディー。

ぼくとアンディーはあさごはんをいっしょにたべる。

そのあと いっしょにさんぽする。

アンディーはすこしあいだをあけて ぼくのあとをついてくる。ペタペタペタ。

ぼくがあるくと アンディーもあるく。

ぼくがはしると アンディーもはしる。

ぼくがとまると アンディーもとまる。

ぼくがひとりであそびはじめると アンディーはいつのまにかいなくなる。

でも ぼくのこえがきこえると またどこからかあらわれていっしょにあそぶ。

アンディーはぼくのともだち。

By Pukeko

Cloth Nappies


お天気のいい日に洗濯物を干すのは気持ちい。パリッとした気分になる。ハーちゃんのときもユウちゃんも布おしめを使っている。「赤ちゃんがトイレトレーニングを始めるまでに約6000枚のおしめを使う。もし私たちが紙おしめを使うと4~5本の木を使い、325キロのプラスチック製のゴミを出し、1トンの埋め立てを生むことになる」http://www.econappies.co.nz/などと言う報告を読んだことと友人がこのNappyを使っていたことが切っ掛けだった。友人が「試してみたら」としばらくNappyを貸してくれたので使ってみた。

Fuzzi Bunzはアメリカ製。http://www.fuzzibunz.co.nz/
Peapadはオーストラリア製。http://www.peapods.com.au/
Nappyの内側がフリース生地なのでおしっこをした後でもさらっとしている。どちらも洗濯しやすく、すぐに乾くので特に冬は大助かり!それにいろいろな色が合って使いながらたのしめる。

「エコ」とか「リサイクル」と言う言葉に弱いわたしなので環境のことと家計のことそして子どものことを考えるとやっぱり布おしめは素晴らしい!?でもひび割れた自分の指を見てときどき紙おむつを使ったりもする。バランスを取りながらお互いに無理のないように両方を使っている。天気のいい日におしめがパタパタと風に吹かれているの見ると「頑張ってお母さんしてるな~」とすこし自分を誉めてやるわたしでした。

2008年6月16日月曜日

Season


「旬」のものは美味しい。NZに「feijoa(フィジョア)」とフルーツがある。甘酸っぱくて魅惑的な味がする。冬の初めから出回る。まさに今が旬のフルーツだ。スーパーマーケットで買うと高くて買う気になれないが週末のマーケットで一袋2キロ入りで5ドル。何週か前にマーケットにフィジョアを買いに行った。だけど行った時間が遅くて完売だった。でも親切なおばあちゃんで家にあるフィジョアを後日我が家まで届けてくれた。それが今年初のフィジョアだった。ビタミンが豊富で風邪を引くとレモン&ハニードリンクを飲むかフィジョアを食べなさいとよく言われる。

フィジョアの食べ方はこの緑の皮を厚めにむいて食べるか、半分に割ってスプーンですくって食べるかだ。この時期になるとこどものランチボックスにキウイフルーツくらいの大きさのフィジョアがゴロンと入っていることがある。NZのこどもたちのランチボックスはなんでもかんでもそのまま入ってる。キウイフルーツもそのまま入っていてこどもたちは皮もむかずにザラザラの皮までいっしょに「yummy!」と言って食べるのだ。ワイルドな子どもたち。

我が家でも今年初めての「フィジョア」が収穫でた。
今日のおやつは「我が家のフィジョア」だよ!ハーちゃんもユウちゃんもニコニコだ。

わたしだけのフィジョアのたのしみ方は「Barker's Fine Food 」http://www.barkers.co.nz/から販売されてる「Feijoa & Ginger Jam」をスプーンでひとすくい。それを大きめのマグカップに入れて熱いお湯をそそいでFeijoa Teaに。日本で流行ったゆず茶のようだ。甘酸っぱい味が冷えた体を優しく温めてくれる。

Breakfast


ユウちゃんのBest friendsはcreekにいるアヒルたち。彼の日課は彼らにえさをやること。今ではユウちゃんがいつもの場所に立っただけであちこちからアヒルが集まってくる。パンを小さくちぎってcreekに投げると彼らは争いながら食べる。それを見たユウちゃんも手に持っていたパンをパックっとかじる。それからアヒルたちといっしょにかなりのいきおいでムシャムシャと食べる。ついさっき、朝食を食べたはずなのに・・・・きっとお友だちといっしょに食べるパンはちょっと特別な味がしておいしのかも。
ユウちゃんの2回目のBreakfastだ。

でも手に持っていたパンがなくなるとあっさりとアヒルたちに背を向けてスタスタと過ぎ去るユウちゃんでした。
ユウちゃんといっしょに図書館で借りたアヒルの本によるとペットのアヒルの寿命は20年、でも野生のアヒルの寿命は4~5年らしい。毎朝、生き抜く厳しさを彼らの食べっぷりからひしひしと感じるわたしでした。

2008年6月11日水曜日

On the Deck

冬の訪れを感じる今日この頃。朝、霜に覆われた芝生を見ることも増えた。夕方あちこちの家の煙突から煙が上がる時間が早くなった気がする。
こんな季節でも日中、天気の良い日は風さえなければ室内で過ごすよりもあたたかい屋外のデッキで過ごすことが多い。子どもたちはお昼ご飯やおやつをここで食べる。おもちゃを出してやるとユウちゃんはいつまでも遊んでる。ハーちゃんはブランケットを敷いてゴロゴロ日向ぼっこしてる。NZの一般的な家には小さな芝生の庭がある。冬はこの芝生も1日中湿ったままなのでデッキがあるとそこでお茶を飲んだり、遊んだり、時には昼寝をして太陽の恵みをめいっぱいたのしんでいる。デッキは家族にとってもう1つのリビングルームだ。我が家もお日様がサンサンとあたる場所に少し広いデッキが欲しかった。
長くて広い我が家のデッキ。
これからお日様のあたたかさがよりありがたく感じる季節。天気の良い日はできるだけ外のデッキで遊ぼうね。

2008年6月9日月曜日

Story Time

ハーちゃんには毎日「Reading」の宿題がある。10~15ページくらいの小さな絵本を学校から持って帰ってきて読む。親はそれを聞いてできたら宿題帳にサインする。
すこしずつだけど文字が読めるたのしさが分かってきたようだ。でも毎日お父さんかお母さんを相手に読んでるのはつまらないようでユウちゃんを相手にハーちゃんの読み聞かせがはじまる。一応ハーちゃんも気を使ってユウちゃんが好きな絵本を選ぶ。始めの3分くらいはユウちゃんも聞いてるけど、他のことが気になり始めて聞かなくなる。本を読んでるハーちゃんの顔をのぞいたり、本を叩いたり・・・「ちゃんと聞いてよ~、ユウちゃん」とハーちゃんも不機嫌になる。でも今日のユウちゃんはじっと聞いてる。珍しい!それは今彼のお気に入りの絵本「The very busy spider」by Eric Carleを読んでもらっているからだ。
ユウちゃんが聞いてる様子が分かるのかハーちゃんの元気な声が聞こえてくる。良かったね、お兄ちゃん!

2008年6月8日日曜日

The beginning of Winter

我が家の庭には大きな胡桃の木がある。この木、夏には大きな影を作て子どもたちに過ごし易い遊び場を与えてくれる。秋にはたくさんのクルミを与えてくれる。そして冬になると葉を落とし、我が家に暖かい日の光を届けてくれる。いつでも私たち家族を温かく見守ってくれる胡桃の木なのである。
この季節になると毎朝、胡桃の葉が芝生一面に落ちている。まるで黄色い絨毯みたいで綺麗なのだけど、やっぱり掻き集めなくてはならない。この季節の日課は落ち葉拾い。この「落ち葉拾い」も子どもたちには遊びのひとつである。ハーちゃんはレイキを使って落ち葉を集めるのが楽しいらしいし、ユウちゃんは手押し車に自分で拾った落ち葉を入れるのが楽しいらしい。でもそれはあまり長続きはしない。でももう1つの遊びがある。それは掻き集めた落ち葉の山に飛び込んで落ち葉の山に埋もれて遊ぶ!雪合戦ならぬ「落ち葉合戦」である。この遊び、興奮するとどちらかが泣き始めるので気よつけなくてはならない。今日はあまりに寒くて落ち葉合戦をする前に家の中に入ってしまったへなちょこふたり。オットひとりで落ち葉を片付けていた。
1年を通してたくさんのたのしみを与えてくれる胡桃の木。もう少ししたらハゲ坊主になってただの樹になっちゃうね。みんなでこの冬を無事に乗り切ろうね。新芽を出して春の訪れを教えてくれるのを待っています。

2008年6月7日土曜日

First Love Letter

ハーちゃんがお友だちからもらったとピンクの小さな紙を見せてくれた。それには"Dear haruka This is a certificate for you"と書いてある。仲良しのルビーからの小さなお手紙。「何て書いてあるの?」と聞くハーちゃん。「あなたはわたしのおともだち」ってことかな、と伝える。これはきっと彼女からの小さなラブレター。だれかに好意を持ってもらえることは幸せなこと。「良かったね。ルビーと仲良ね。」と言うと照れくさそうに小さくうなづくハーちゃん。いつか彼が恋に悩んだ時にこの小さなラブレターを見せてあげようと思う。

A parcel from Japan

昨日、オットの友人から小包が届いた。子どもたちは包みを開けたくて仕方がない。だけど、とうとうの帰りを待ってからにしようと約束した。
「とうとうまだ~!」と何度も尋ねるハーちゃん。「もう少し待ってね」と何度言ったかわからない。すると夕方、外から車の止まる音がするやいなや、ハーちゃんは飛び出て「とうとう荷物届いたよ~!日本から」と叫んでいた。
オットとハーちゃんそしてユウちゃんまでもが小包にへばりついている。「中には何がはいってる???」友人の心遣いで子どもたちの好きな日本のお菓子がたくさん入っていた。小包のなかは小さな日本。
ワクワクしながら開けるのを待ち、ドキドキしながら荷を解く楽しみと喜び。こんな小さなたのしみが子どもたちの小さな幸せにつながっている気がする。
小包と一緒に日本の空気をも届けてくれた日本の友だちに感謝!
ありがとう。

2008年6月5日木曜日

my first blog

NZに来てあれこれ6年が過ぎました。夫婦ふたりでやって来たNewZealand。
この6年の暮らしは振り返る時間もなくただ前だけを見て走り続けていた。
(今でもそれは変わらないけど・・・)
今、6年前と違っているのは子どもが生まれ家族が増えてにぎやかになったこと。そして、オットが家を建ててくれたこと。オットのこだわりはできるだけ無垢の木を使った家にすること。床にbeech(ブナの木)を使ったリビングは子どもたちも大好きな場所だ。庭に畑を作り、季節の野菜やくだものを食べるのは子どもたちと私たち夫婦の楽しみのひとつ。
どこで暮らしていても家族と共に感じる喜怒哀楽は一緒だと思う。
NZの小さな町で暮らす小さな家族のはなし