2008年7月28日月曜日

Wholemeal bread 01

今晩はNZに来て本当に良かったと思った夜だった。私の暮らす町にあるOrganici Cafe&Restrantでパン教室があった。5年前にお友だちに連れて来てもらったときにここで食べたSoup&Wholemeal breadはとてもおいしかった。とくにしっかりしたパンがとても私の好みだった。
パン教室の先生はこのCafe&Restrantの女主人のエリザベス。彼女はとても大きな方、でもエレガントな感じのする素敵な女性だ。さばさばした話し方で「パン作りは大変じゃないのよ」「感覚がとても大事なの」「失敗なんてないのよ」と豪快にテキパキとパンを作っていく。作ったパンはオリーブとローズマリーの香りがするフォカッチャとスパイスの効いたフルーツ・ローフとオリジナルのホールミールのパンの3種類。エリザベスが手際よくフレッシュのローズマリーを刻んだり、フルーツteaにしっかり浸かったドライフルーツを絞ったりする様子がまるで魔法のように見えた。キッチンの中は素敵な香りに包まれてそれだけで心がワクワクしていた。
イーストでゆっくり発酵させて作るWholemeal breadは難しそうでなかなか出来なかったし、日本だとパン作りするのもまず道具を揃えてから始めないといけない感じ・・・このパンを作るのは少しの体力と感覚が必要なだけ。1.5キロの粉を混ぜるのは大きなたらいだった。あっけに取られたけどそれくらいの大きさが必要なことが分かる。彼女の家で製粉されたオーガニックの粉と格闘した末に私にもおいしそうなパンが焼けた。どれもこれも愛しいパンたち。

「こどもたちはスーパーマーケットで買うパンが嫌いで食べない。喜んで食べてくれると良いな」と彼女に話すと「きっと大丈夫よ。来週いいニュースが聞けることを待ってるわ」と微笑んでくれた。車の中はいつまでも幸せな香りでいっぱいだ。来週の教室で良い知らせが伝えられると良いな!



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