2008年9月8日月曜日

Operation

気がつくともう9月だった。先週は気分的に落ち着かない日々が続いた。なぜならユウちゃんが手術を受けたからだ。彼は生まれた時から右耳の横に小さなアナがあった。これは遺伝だ。オットは両方の耳の横に小さなアナがある。オットは今まで何も問題は無かったのにユウちゃんは何が原因か分からないがアナの根元に膿が溜まりぶどうくらいの大きさの塊になっていた。それも3週間ごとにその膿が自然にアナから出て来る。そしてまたその膿がアナの中で大きくなりぶどうぐらいの大きさの塊になるのだ。それがあれこれ6ヶ月以上続いていた。我が家のホームドクター(GP)は取り除くしか治る方法はないと3ヶ月前に大きな街の病院へ連絡してくれた。私たちは専門医との予約を待っていた。しかしNZは恐ろしい国で命に関わる病気や救急で無い限り予約を取るのははかなりの時間が掛かる。結局ユウちゃんは3ヶ月近く待った。

予約当日、小児科医はこの塊を見るなり「明日、手術しよう」と言う。手術することになるとGPから聞いていたがそれが何時になるか分からなかった。「えっつ!明日ですか?」と言うと彼は「明日がダメなら3日後だな」と。それも困る。ここまで我が家から車で片道3時間も掛かるのだ。それだったらもう1泊して明日手術をが受けるほうが良い。とにかく手術のための手続きを済ましてから次のことを考えることにした。ハーちゃんはもう1泊出来ると大喜びしてた。実はこの日の予約が朝早かったので前日から泊まっていたのだ。帰りたい~!

小児科医に見習の医者が付いていた。彼女はタイ人だった。彼女曰く、ユウちゃんやオットのように耳の横にアナがあるのはアジア人にはよく見かけることらしい。アジア人の10パーセントの人がこのような現象を持っていると言う。西洋人においては珍しいこと。つまりは赤ちゃんに見られる「蒙古斑」と同じことなのだろうか?もし耳の近くに小さなアナがある人がいたら連絡して下さい。私はオットとユウちゃん以外に見たことがないので彼女の話が本当なのか興味がある。

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