2008年8月15日金曜日

Japanese food

このところ胃にもたれる食事が続いていたので胃も心もホッとする煮物が食べたくなった。昨日は畑にある大根を使って「大根と鶏の煮もの」を作った。大根の葉も綺麗だったのでお醤油とごま油といっしょにさっと炒めた。久し振りに安心できる食事になった気がする。

やっぱり日本食は気持ちをホッとさせてくれる。今から5年前、ハーちゃんを生んだ時母乳が出るのを待つ為病院に4泊した。NZの病院食はやっぱりNZの食事だった。朝はトーストやシリアル。昼はミート・パイとかベーコン・キッシュなど。晩はロースト・ビーフやソーセージなど。お腹にずっしとくるものばかしでお腹はいっぱいだけどなんだか苦しかった。2日目の夜にオットが焼肉弁当と言って焼肉のたれの掛かったお肉を炒めて白いご飯にのっけたお弁当を持ってきてくれた。それと日本のマヨネーズと茹でたブロッコリー。それがとってもおいしかった。もし死ぬ前に人生の中で1番美味しかったものを食べされてあげると言われたらきっと私はあの時オットが作ってくれた「焼肉弁当」と「茹でたブロッコリー」と答えると思う。

焼肉弁当が日本食か?と聞かれるとちょっと疑問だが、NZの食事ばかりだったのでオットが作ったものが私のとっての日本食だった。それと慣れ親しんだ味が心をホッとさせた。そう、あの時やっと安心できる食事に出会えた気がした。そう考えると食べものは「気持ち」もいっしょに食べているのかもしれない。

それにしてもこのところ「食べる」ことばかり書いている気がする。
冬はどうしても色気より食い気になってしまう。食べもの以外のことも考えなくちゃ。

0 件のコメント: