釣りキチ３BOYS

２年間待ちに待った「New warf」　
クリスマス前に完成したこの町の新しい港で「サビキ釣り」を楽しむのが我が家のBOYS達の夏休みの日課です。観光シーズンの今は時間をかまわずたくさんの釣り人でにぎわっている。BOYS達がお天気の良い朝、必ず確認するのは「潮の時間」だ。気温がそこそこあって、潮が高いと必ず釣れる！らしいのです。

日ごろはあまり釣りに行かない私ですが新しい港も見たかったし、今年「釣りデビュー」したユウちゃんを見たかったので久し振りに何度かいっしょに釣りに出かけました。

その日、最初に釣れたお魚さんは気の毒にユウちゃんの遊び相手になっていました。そうハーちゃんが小さかったときもそうでした、魚のあらゆる部分を触りまわり「これは、くち。これは、め。」と言いながらぐりぐり触るのです。不思議そうに。でもユウちゃんは更に上手でお魚さんの口にチュッとキスをしていました。

かなりお魚さんと遊んだ後は、やっぱり釣りがしたくなってこっそりオットに近づき、オットの脇から進入して。。。。

釣竿を奪うのです。一人前の気分でいるから。。。。

釣竿を握ると気分はすっかり「釣り師ユウちゃん」。でも気分だけ。オットに釣竿を上下に動かすように言われるけど竿じゃなくて自分が上下に飛び跳ねている。その様子を見ていたハーちゃんは後ろで「くすくす」笑っていました。（誇らしげに竿を持って立つユウちゃんの後ろで笑っているハーちゃんの顔が見えますか？）

また釣れたお魚さんと遊び始めるのです。 「これは、えら。これは、くち。」そしてチュッとキスしてね。

ハーちゃんはもうすっかり釣り師です。ひとりで竿を伸ばして、糸を垂らして水の深さも大体予測できるようになっているので垂らす糸の長さも自分で調節して、魚がかかった「あたり」の感覚も分かっているようで、魚を釣り上げた後も落ち着いて針から魚を外していました。そして言うのです、「４匹釣らな、家に帰られへんな。もう１ぴきや！」と。そうして私は美味しいお魚を頂いています。ありがとう。ハーちゃん。

釣りはまだまだ続きます。。。

この夏休みの大イベントのひとつ。それは「うなぎ釣り」。うなぎは夜行性なので日が沈むのをまだかまだかと待って夜の９時半。ヘッドライトを着けて我が家の脇の小川へ。ここには大蛇のようなうなぎから食べるのにいいサイズのうなぎまでうじゃうじゃいます。（本当です。）

ちょうど７年前。この家に暮らし始めたころ「うなぎ」の姿を見た私たち夫婦はお友達をいっしょに「うなぎ」釣りをしました。それ以来の「うなぎ」釣り。あの時と違うのは私のお腹に居たハーちゃんといっしょにうなぎ釣りを楽しんでいることとNZでのサバイバルな暮らしに鍛えられいろいろな生きる知恵を身につけたわたし達。だから「うなぎ」釣りを本当の意味で楽しめた。

夜の釣りに大興奮のハーちゃん。そして大蛇のようなうなぎに感動したハーちゃんでした。

にょろっと見た目はやっぱり気持ち悪いうなぎ。でも蒲焼にして「うなぎ丼」にして頂きました。釣りから調理まですべてオットがしてくれました。いつもながらお疲れ様です。本当にご馳走様でした。

NZに居ながら天然うなぎが食べれるなんて幸せです。今年は良いことあるかな～。

我が家の釣りキチBOYS達の釣りはまだまだ続きます。

また報告します。お楽しみに！