2011年3月16日水曜日

悲しい知らせ

本当にご無沙汰しています。新年のご挨拶もないまま日本は春を迎えようとしていますね。
こちらは朝晩が涼しくなり、虫たちの優しい鳴き声に秋の訪れを感じます。
楽しかった夏はあっと言う間に終わってしまった。

住み慣れたカイコウラの町からネルソンへ年末無事に引越しを済まし、新生活に少しずつ慣れてきた矢先に・・・・クライストチャーチの地震!見慣れた街の変わり果てた姿にただただ悲しかった。ただ生きていることのすごさと毎日の普通の暮らしの大切さをひしひしと感じる毎日でした。そして・・・日本の地震と津波の恐ろしさと言葉にならない衝撃はTVの画面から怖いくらい伝わっています。津波から命からがら走って逃げる人々の姿にこれが夢であって欲しいと涙が出た。
人間が作り出したものは全て津波に流されてしまった。そこに暮す人々の思い出も全て。

人は自然の中で生かされている。どんなに科学のチカラが発達してもやっぱり自然の力にはかなわない。世界全体がゆがんで行くこの世の中で自然の大きな力からの天罰なのかもしれない。日本はその大きな犠牲をひとりで引き受けることになってしまったのかもしれません。

日本の人たちに笑顔が戻る日をいまはただ祈るだけです。

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